最近時々耳にする「太陽光発電」。太陽熱温水器と勘違いしている方もまだ多いと思います。ですがこの太陽光発電は、太陽熱温水器とは異なるものであり、太陽の光を利用して家庭用の電気を起こすもの…つまり太陽電池の事です。太陽電池を乗せて走るソーラーカーを、テレビや雑誌等でご覧になったことがあると思います。
太陽光発電とは、実はこのパネル(太陽電池)を屋根の上に置き発電するというものなのです。もちろん、夜は発電しませんので従来通り電力会社の電気を利用します。そして昼は太陽電池の方が発電が上回りますので、使わない電気は電力会社に売るという大変効率の良いシステムなのです。
太陽電池の発明は、1954年に米国のピアソンなどによってなされたものであります。
当時太陽電池に入射した光エネルギーのうち、どれだけ電気エネルギーに変換できるかを表す変換効率は、約6%程度と大変低いものでした。その後、効率の改善がなされる中で太陽電池は、1958年に人工衛星に搭載され、通信用の電源として使用されたりしました。しかし太陽電池の価格が高かったため広く普及するにいたりませんでした。
太陽電池がその優れた特徴から代替エネルギー源として注目され始めたのは、1973年のオイルショック以降までさかのぼります。低コスト太陽電池の開発プロジェクトとして、日本では通産省工業技術院のもとにサンシャイン計画が立案され、また1993年にニューサンシャイン計画が立案され現在に至っております。
1990年に、太陽光発電を法的に位置づける電気事業法が改正され、だれでも電気を発電し電力会社へ売ることが出来るようになり、産業用と共に住宅用太陽光発電の設置が出来るようになりました。
現在、太陽電池は夜間は発電していないため、夜間は電力会社より電気を買い、発電している昼の間は、余った電気を電力会社へ販売するシステムとなっています。3kwの太陽電池(南屋根面30m2に設置)で、4人家族の家庭の消費電力の80%をまかなうことが出来きます。
また太陽光発電は、他の新エネルギーの中では着実に伸びていく分野と言われており、2010年時点で日本国内の需要分だけで6500億から8000億円市場と見られています。
2010年までの導入目標は460万kwとなっており、住宅用は100万軒、公共施設、業務ビル等が2万棟とされています。

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